vinside issue #1 - JP | Page 19

building your practice with imaging とだけ言うことはできず、あなたが期待するものとならな いとき、他の画像を撮影します。 あなたの画像が常に最適な品質であることを確実にするた めに、これら 3 つのキーポイントを忘れないでください: ポジショニング、撮影条件およびコリメーション。これら の 3 つの状況が満たされると、それがフィルムからであっ ても、コンピューテッド・ラジオグラフィー (CR) または デジタルラジオグラフィー (DR) によるものであっても、 美しい画像を毎回得ることができるでしょう。これらは画 像キャプチャの基本であり、お互いに連動して機能します。 それでは、それぞれの詳細を見てみましょう。 ポジショニング は 3 つの中で最も重要です。す べての再撮影のうち 85% がポジショニングのエラーによ るものと思われます。最新の X 線システムは、AEC または AED として知られる自動露光調節機能を備えるようになり ました。これは、フォトタイミングとも呼ばれます。これら の装置は、求められるフィルム濃度を作り出すのに十分な 放射線量に達しているとき、あらかじめ設定された量を測 り、タイミング回路を遮断する電離チャンバです。AEC を 使用する場合、電離チャンバの位置が決定され、再度、正 確なポジショニングがされることが重要です。自動照射装 置は、電離チャンバの上に置き、設定された照射量に達す ると自動的に遮断されます。1 AEC の機能は、放射線技師が撮影条件を設定する必要性を 排除することです。ただし、まだ mA と kVp を手動で設定 しなければなりません。AEC の上に適切に位置決めするこ とができない場合、露光技術に大きな影響を及ぼします。 (次で説明)そして、AEC の上に正しく位置決めできない 場合、露光を早く終わらせる原因となり、画質の悪い露出 不足の画像を生み出します。 撮影条件は、この記事において、kVp、mA および mAs の露光係数を指します。撮影条件をフィルムカメラにおけ る光とみなしてください。あなたが弱光の下で写真を撮る 場合、フィルムを露光させるのに十分な光がなく、画像は 「再撮影の 85% は、 ポジショニングエラーに よるものでした。」 露出不足となるのです。もし明るい光にさらされる場合、 その画像は露出オーバーとなります。フィルムによる X 線 撮影でも同じことが言えます。条件が低すぎる場合、フィ ルムは露出アンダーとなり、条件が高すぎる場合は、フィ ルムは露出オーバーとなります。 CR および DR のようなデジタル画像処理の場合には必ずしも 必要ではないことを心にとめておいてください。デジタル 画像処理においては、撮影条件に関係なく、フィルムの濃 度は同じままですが、撮影条件によっては画像ノイズの量 が増減します。画像ノイズはフィルムに、塩とこしょうを 振りかけたような色ムラをもたらします。画像の露出アン ダーによって引き起こされたこの色ムラは、画像から診断 することができ、誤診に終