The Doppler Quarterly (日本語) 秋 2016 | Page 77

ファクトリワークベンチ ポートフォリオ アセスメント 目標 ホスト変更 プラットフォーム変更 アプリケーション リファクタリング 置換 廃棄 リプレース -- アプリケーションのリプレースはより複雑で、事業部門やアプリケーション オーナーに 大きく依存します。ただし、データセンター全体を閉鎖する場合は、置換ワークベ ンチによる作業が必要となります。 保持 -- ゼロフットプリントを目標としていない限り、所有するアプリケーションの一部を保 持しなければならない可能性があります。かつては、 「サポート終了」のシナリオとプラット フォームの撤去に向けた計画の策定方法が非常に重視されていましたが、現在では、アプ リケーションを保持する方法ではなく、クラウドベースのアプリケーションと保持するアプリ ケーションをどのように連携させるのかが課題となっており、そうしたアプリケーションが 中心に置かれることが少なくありません。また、他のサービスとの数百の接続がある多数の データベースやレガシーシステムが使用されており、データセンターを統合して、それらのアプ リケーションを移行する必要がある場合は、保持ワークベンチが複雑に絡み合った接続を 整理します。 これについて、 CTP では、 MVC モダリティから Migration @ Scale に移行する中で、クラ ウドに移行できるアプリケーションを見極めてから、クラウド環境をセットアップしてセキュリ ティを確保し、アプリケーションを受け入れるための運用の準備を行いました。 これは、アプリケーション移行のための堅牢かつ規範的なファクトリアプローチですが、 IT に関しての新しい考え方が必要となります。 クラウドイニシアチブを開始するための準備 クラウド導入プログラムによるクラウド導入およびアプリケーション移行のため の CTP の包括的アプローチの詳細については、以下の Web サイトをご覧くだ さい。 cloudtp.com/cap ( 英語 ) 2016 年秋号 | THE DOPPLER | 75