The Doppler Quarterly (日本語) 春 2018 | Page 77
「おそらく必要以上の料金を支払っているのに使用率が低い、というのが
非常に大きな課題です。容量を増やしても、
それがもう一度使用されることはほとんどありません。使用率が低く、
実際より多く料金を支払っているマシンがあるのではないかと思います。」
- 製造業界の IT プロジェクトマネージャー
またラガードは、上位層ほど自動化に精通していません。私たちは、
「社内の大部分の作業を
手動で行っており、なぜ競争力が強化されるであろう方法 ( クラウド ) を活用していないの
かという声が数多く上がっている」
と嘆く、医療業界の財務マネージャーと話をしました。さら
に、下位層は制御と監視が十分に行えておらず、
「仮説」シナリオを簡単に予測できません。
そしてその多くがリファレンスアーキテクチャーを使用しておらず、自社の基準に合わせてク
ラウド導入を確実に進められるようにするための一連の明確なルールを定めていません。
ラガードに最も多く見られた
ワーストプラクティス :
クラウドの使用の自動化
31 %
ラガード
リーダー
72 %
クラウドインフラストラクチャの展開とメンテナンスの自動化
35 %
ラガード
リーダー
59 %
制御と監視が行き届いているという感覚
42 %
ラガード
リーダー
52 %
クラウド導入の「仮説」
シナリオの予測
46 %
ラガード
リーダー
90 %
2018 年春号 | THE DOPPLER | 75