The Doppler Quarterly (日本語) 春 2018 | Page 59

チームが実現したメリット 最新化を進める中で、チームはスピードを向上させることがで きました。コンパイルが標準化されたことでチームにはすぐに メリットがもたらされ、パイプラインを構築してプッシュするた めにカスタムの展開スクリプトを維持する必要がなくなりまし た。 4 週間ごとに本番環境への展開を行っていましたが、アプリ ケーションが最新化された今では、 2 週間ごとに確実に展開を 行い、 2 倍の速さでユーザーに新機能を提供しています。 さらに、アプリケーションがコンテナーで実行されるようにな り、オンプレミス環境とプライベートクラウド環境でアプリケー また、アプリケーションの起動時間が数分から数秒にまで短 ションを移動させることが可能になりました。 縮され、より短時間で環境に変更が展開されるようになりまし た。これにより、チームがさら に頻繁に下位の環境への展 開を行えるようになり、本番 環境に新しいバージョンを展 開するまでの時間も短縮され ました。 最新化のプロセスに着手する まで、チームメンバーは 3 ∼ コンパイルが標準化されたことで チームにはすぐにメリットが もたらされ、パイプラインを 構築してプッシュするために アプリケーションのコンテ ナー化に着手し、コンテナー がもたらす最新のツール、ア ジリティの向上、およびポー タビリティのメリットを得る方 法を知るうえで、この記事の 情報がお役に立てば幸いで す。 カスタムの展開スクリプトを 維持する必要がなくなりました。 2018 年春号 | THE DOPPLER | 57