The Doppler Quarterly (日本語) 春 2016 | Page 22
セキュリティ
セキュリティは IoT 環境で最も重要な要素です。IoT ソリューションの構築に使用されるク
ラウドプラットフォームでは、データの取り込み、分析、保存の各段階でデータを暗号化し、
検証できる必要があります。
拡張性
IoT プラットフォームは、より多くのデバイスが接続されることで成長を続けます。そのため、
選択されたプラットフォームは、需要の急増に対応するために独立した部分を拡張できる
必要があります。
アジリティ
IoTプラットフォームは急速な変化に対応できる必要があります。IoTのソースは、センサー
が安価になって大量生産が可能になり、インテリジェント化することで、発展を続けます。
IoT プラットフォームは、次の 3 つの主要な段階に分けることができます。
1) データの取得
この段階は、個々のデバイスやセンサーからのデータを、すべてのインターコネクトデバイス
間のファブリックとして機能する集中環境に移動するプロセスです。データのフォーマットと
品質をチェックする操作も含まれます。
2) データの分析
この段階では、入力データを使用して有益な提案を作成し、通知や物理的な出力を通じて
適切なユーザーに送信します。
3) データの保存
データが分析され、必要な決定が下されると、元のデータは将来の分析と操作のために保
存されます。
IoT リファレンスアーキテクチャー
リアルタイム / ほぼリアルタイムのエンクレーブ
バッチ分析のエンクレーブ
NRT 分析
ウェアハウス
クエリ
ストレージ
クエリ
メタデータ
プロセス
ビジュアル化
マイニング /
ML
構造化
同期
ローダー
非構造化
取り込み / エクスポート
サービス
データの取り込み
オブジェクトストア
ワークフロー
デバイス
アクセス
ゲートウェイ
ローダー
ハブ
コレクター
調整
図 1: IoT リファレンスアーキテクチャー
20 | THE DOPPLER | 2016 年春号
テキスト検索
ビジュアル化
BI/ 探索
BI/ 探索
バッチ分析