The Doppler Quarterly (日本語) 夏 2018 | Page 60

パフォーマンス測定基準の設定 CTP が概念実証をちょうど完了した大規模バンキングアプリケーションを例として示します。 カスタマーには成熟した CI/CD パイプラインがあります。このアプリケーションはあらゆる パフォーマンスの遅延が致命的であるため、この企業は自動スケールを導入しました。ただ し、予算化費用が 50% 超過しています。リーダーは CTP に対し、 CloudQoS ™パフォーマン ス管理ソリューションを使用してクラウドサービスを評価するため、価値実証を要請しました。 目標は、同じパフォーマンスを維持しながら、コスト節減の可能性を判断することでした。つ まり、少ないユニット、少ない費用で同じパフォーマンスを実現できるかどうかを明らかにし たかったということです。 価値実証のテスト目標 : • CloudQoS ソリューションの CI/CD 統合でプロビジョニング時に 10 分テストを実行 • 3 日間で 897 個の m3.large サーバー (AWS us-east-1) を立ち上げ、 10 分テストを実行 • テスト結果とサービスベンチマークの比較、アンダーパフォームユニットのプロビジョニン グ解除を自動化 稼働状態 - 合格/不合格 稼働状態 - 平均SCI マシン数: 897 マシン数: 897 ステータス 238.6 250 200 ベンチマーク185.7 48.438% 51.56% 不合格 要注意 51.563% 150 136.2 100 50 0 不合格 合格 価格性能比 (予測値) 価格性能比 0.03190 全体の価格性能比 0.7656 0.02180 合格のみの価格性能比 0.00 0.02 時 5.359 0.5232 0.04 0.0 0.5 日 160.78 3.662 1.0 0 2 4 週 109.87 6 0 50 100 月 図 1: プロバイダー - AWS、データセンター - us-east-1、マシンタイプ - m3.large 58 | THE DOPPLER | 2018 年夏号 150