The Doppler Quarterly (日本語) 夏 2018 | Page 13

ソリューションの提供 次に、 CTP は実用最小限のクラウド (MVP) を音楽分析ダッシュボードアプリケーション用に提供しました。このソ リューションは、次の 4 つのコンポーネントで構成されています。 1. Music Analytics Dashboard – アーティスト測定基準と曲のライフサイクルについての各ビューがあり ます 2. Music Research Dashboard – 複数ソースの履歴データ、継続リサーチ、および予測測定基準を組み合 わせることにより、ローカル各局が連携して曲のスケジュールを作成し、単一の統合ビューでデータ主導型 のより優れた意志決定を下すことができます。 3. サーバーレス ETL パイプライン – 異なるソースからデータを組み合わせます。これはアプリケーションの 強化につながります。 4. Cloud Search – MusicLab ユーザーインターフェイスでナビゲーションと検出を簡単なフォームで実現し ます。 トレンドの先頭を走り続ける ヒット曲を前もって見つけ出す方法は、とても科学的とはいえない状態のままです。ある年に特定のオーディエンスと 結びついていた「サウンド」 が、それ以降の数年でまったく人気を失うこともあり、そうなると番組制作者は新しい方針 による方向転換を迫られます。こういった状況が続く一方で、ラジオ局の幹部は、最新トレンドの先頭に立てるように 曲の流行データを懸命に分析しています。クラウドを使用し、データをより活用することで、ラジオ局は、リスナーが聴 きたい曲を流し続けることができます。 2018 年夏号 | THE DOPPLER | 11