The Doppler Quarterly (日本語) 冬 2018 | Page 47
行を推進する際には、クラウドインフラストラクチャとレガシーインフラストラクチャを同時に
サポートするための対策が欠かせません。そのためには、データセンター側とクラウド側でど
のレベルの統合 / 分離を実現するか、意識して決断する必要があります。
多くの組織は、現行の社内運用の中断、および既存環境に導入する新たなツールの数を最
小限に抑えるために、従来のデータセンターの横に、異なるクラウド環境をそのまま継ぎ足し
たくなるかもしれません。しかしこのアプローチでは、複数の環境で同時に実行しなければ
ならない機能が増え、環境がより複雑化することになります。ハイブリッドクラウドアーキテ
クチャーは一様ではありませんが、ベストプラクティスの 1 つは、統合プラットフォームおよび
アーキテクチャーの開発と展開のニーズを可能な限り予測することです。
2018 年冬号 | THE DOPPLER | 45