The Doppler Quarterly (日本語) 秋 2017 - Page 53

ド より大きく、より速く、すべてを制御しながら Robert Christiansen 拡大を目指すことは、他に類を見ないビジョンを必要とするリーダーシップの概念です。可能 性を見極め、チームを目標へと導く必要があります。クラウドがほとんどの可能性を実現して くれますが、これを達成するには、すべての大きな変化に対して重要な 3 つの信条が必要で す。 チームの価値を高める – チームの価値を高める必要があります。クラウドを最大限に 活用できるように、ツール、リソース、トレーニングを提供する必要があります。業務を進める ためのツールやリソースがなければ、チーム内部の精神的主柱が揺らいでしまいます。すると チームはばらばらになり、チームとして動くことができなくなります。リーダーとして最優先す ることは、チームが業務を遂行するために必要なものを利用できるようにすることです。 メンターとリーダー – すべてのチームが成功を目指しています。ただし、新天地を開拓す るチームにとって土の中に埋まった石を見ることは難しく、進む方向を決めるのはさらに難し いことです。チームは脱線し、孤立して意思決定を行い、プロジェクトを危険にさらしてしまう 可能性があります。ここで、たとえ話をさせてください。私はフライフィッシングが好きで、新し い釣り場を求めて世界を回っています。フライフィッシングを始めたばかりのころ、そこの釣り 場に棲む昆虫と自分のフライを合わせることができず、何日も無駄に過ごしました。釣果に不 満を感じた私がガイドを雇うと、 1 時間もしないうちに魚を釣ることができました。それ以来、 新しい釣り場では必ずガイドを雇うことにしています。リーダーは、経験のあるパートナー、ベ ンダー、専門家の協力を仰ぐ必要があります。これはプロジェクトの失敗に対する保険です。 安全に挑戦する – チームには保護が必要です。俊敏性とは、失敗することで何かをすば やくつかみ取ることを意味します。チームがバージョン 1.0 を適切に完成させるまでに、短期 間でプロジェクトを 20 ∼ 30 回繰り返すということもあります。適切な状況では、特にクラウ ドプラットフォームを適切に使用している場合は、失敗のリスクとコストを劇的に低減できま す。ただし、リーダーのマインドセットを変更し、信頼の文化を築く必要があります。リーダー はフェイルファストの精神性を促進する必要があります。つまり、新しい方法、新しいテクノロ ジー、新しいアイデアを安全に試せるようにしなければなりません。チームに対するエグゼク ティブの大きな信頼がなければ、チームは安全を感じられないため、俊敏性が失われてしま います。安全を感じられなければ、失敗を恐れて革新を減速してしまいます。 2017 年秋号 | THE DOPPLER | 51