The Doppler Quarterly (日本語) 秋 2017 - Page 3

ドップラー効果 「クラウドで拡大する - より大きく、より速く、 に戻れると考えているとしたら、時すでに遅し すべてを制御しながら」 という文句について考 です。幕は上がりました。ビジネスの新通貨は えると、深夜の有料 TV チャンネルで紹介さ 俊敏性です。つまり、クラウドで拡大するとい れる 7 分で筋肉隆々になれる商品や、焦げ付 うことは、ビジネスが迅速に行動しながらリス かずに完璧に料理ができる商品の売り口上を クを制御することを可能にする姿勢とアクショ 思い出さずにはいられません。完璧に引き締 ンを導入することを意味します。 まった肉体のように、クラウド導入において約 束される俊敏性は曖昧なものです。 拡大を目指すことは、他に類を見ないビジョン 俊敏性はビジネスにおける新通貨 性を見極め、チームを目標へと導く必要があ クラウドを利用する理由は俊敏性です。生き 残るために俊敏性が必要な組織も、成長のた めに必要な組織もあります。受け身でいたい と考える組織はありません。そのため、クラウ ドで拡大することは不可欠です。これは、自分 の運命を自らの手に委ね、新しい道を歩みだ を必要とするリーダーシップの概念です。可能 ります。クラウドがほとんどの可能性を実現し てくれます クラウドでの拡大は、テクノロジーの必須事 項でもあります。PC とインターネットのムーブ メントと似ていますが、はるかに大規模です。 クラウド、特に自動化インフラストラクチャは、 す勇気を持つということです。 今やベースラインとなっています。俊敏性は、 迅速に行動することは今や世界中のすべての 入することである程度は達成できます。 ビジネスユニットや、中心的なエンタープライ ズ IT グループの信念です。クラウドネイティブ なアプリケーションによって、小規模な寄せ集 めのチームでも、数十億ドル規模の企業と対 等に渡り合うことができます。これにより、企 業が独占していた市場にディスラプション ( 革 新 ) が起こることが頻繁にあります。レガシー の人員、プロセス、テクノロジーの重荷を負わ ないクラウド生まれのチームは、より大きなこ とを少ない時間で、さらにずっと少ないコスト で実現できます。 明確で規範的なプロセスとテクノロジーを導 今回の『Doppler』では、クラウド導入を加速 することを実証している業界のベストプラク ティスを紹介します。必要最小限のクラウド (MVC)、コンテナー、セキュリティ、 DevOps のいずれに対しても、リーダーがクラウドで拡 大するための分かりやすいアドバイスや例を ご確認いただけます。 クラウドジャーニーの途中でみなさんと出会 えることを願っています ! 橋を渡る 以前は存在しなかった橋を渡り、向こう側に 行けば俊敏性が約束されると信じることなど できるのでしょうか。これは難しい問題です が、解決する必要がある問題です。さもなけ れば、より小規模で機敏なクラウド環境で生 まれたソフトウェアチームに打ち負かされてし まうでしょう。テクノロジーのこの段階がやが Robert Christiansen て過ぎ去り、実証済みのオンプレミスモデル VP、プロフェッショナルサービスお よびイノベーション責任者 2017 年秋号 | THE DOPPLER | 1