The Doppler Quarterly (日本語) 秋 2016 - Page 76

• イメージの管理 • ログ記録と監視 • データおよびデータベース ギャップが識別されたら、 MVC を実装し、アプリケーションおよびデータを受け入れる巣を 準備します。 ところで、顧客は自社のアプリケーションがうまく機能すると思い込みがちですが、誰か他の 人が運転するまで気付かなかった車の傷のように、当社は誰も見たことがないようなことを 発見することが多々あります。また、アプリケーションの複雑性、開発時期、およびアーキテ クチャーによって、クラウドへの移行の手間が大きく異なるため、 CTP では、 Migration @ Scale につながる移行ワークベンチのアプローチを推奨しています。 移行ワークベンチモデルの使用 移行ワークベンチは、特定の移行タスクを実行するエンジニアのチームです。移行ワークベン チは、以下のように 6 つのタイプに分類されます。 ホスト変更 -- 一般的に「リフトアンドシフト」と呼ばれるこのワークベンチは、マシン間のア プリケーションの移行とクラウドプラットフォームへのデータの移行を行います。これは最も 簡単な移行で、自動化を使用して大部分のタスクを実行できますが、アプリケーションがク ラウド向けに開発されていないか、書き換えられていないため、クラウドのすべてのメリットを 得られるわけではありません。 プラットフォーム変更 -- プラットフォーム変更ワークベンチは、小規模ではあるものの、極 めて重要なプラットフォーム変更のための機能を実行し、新しいクラウドプラットフォーム上で アプリケーションサーバーおよびソフトウェアを稼働させることができるようにするエンジニ アのチームです。このワークベンチは一般的に、コードレベルの変更ではなく、環境の変更に 関与します。プラットフォーム変更には、以下が含まれます。 • OS および / またはデータベースバージョンのアップグレード • DNS やネットワーク機器の大幅な変更 • INI および構成ファイルの変更 リファクタリング -- コードレベルの変更が必要になったときに行われるアプリケーションの リファクタリングには、クラウドへの移行を阻むブロッカーのコードのスキャンが含まれます。 CTP では、クラウドへの移行を制限することがある、 .NET および Java コードの問題のある 領域をスキャンする、 PaaSLane という名前のツールを使用しています。リファクタリングは複 雑な機能で、チームにはクラウドサービス分野のスキルだけでなく、セキュリティとインフラス トラクチャの知識も求められます。 廃止 -- アプリケーションの廃止は単純な作業のように思われますが、多くのお客様が多数 のメリットを見落としています。データセンターアプリケーションは、クラウドプラットフォーム 内で複製されるサービスによって、平均で 30% が廃止されるうえ、コンプライアンス要件に 対応するためだけに維持されているアプリケーションがデータセンターで稼働しているケース も少なくありません。こうしたアプリケーションは、ソフトウェアでシステムを構築してテストを 行ったら停止し、必要なときにだけサービスを使用することによって、早いうちにクラウドで廃 止できる場合があります。このようにすれば、大幅にコストが削減されます。 74 | THE DOPPLER | 2016 年秋号