The Doppler Quarterly (日本語) 秋 2016 - Page 36

プロトタイプと学習 ソリューションの全面的な開発を開始する前に、枠組みおよび視覚的設計に関する情報を 提供するユースケースを作成します。速度を最適化し、プロセスの各ステップに関連する学習 を取り込むことが重要となります。 • オンボーディング、初回の使用、重要なパス、視覚化されたデータ表示、およびその他の 有意義なワークフローのための UI を設計する。 評価 顧客および社内のチームメンバーからの迅速かつ頻繁なフィードバックを通じて、社内での 検証と社外でのテストを行います。 • ユーザーフィードバックのためのクリック可能なプロトタイプの複数のバージョンを作成 する。 • ユーザーの対話を継続的にテストして、エンゲージメントを最適化する。 デジタルイノベーションの成功の を握るのは顧客です。優れた企業は、行きすぎた売り込 みを行ったり、強引な販売戦略やプロモーションに頼ったりして、製品の普及を推進すること はありません。その代わりに、彼らは XD を統合して、類まれなエクスペリエンスを顧客に提 供し、その報酬としてロイヤルティおよびアフィニティを獲得します。 3. 構築済みのコンポーネントおよびアプローチによる価値実現 時間の加速化 試行およびテスト済みの別のプロジェクトから再利用することにより、設計やメンテナンスに かかるコストを最小限に抑えることができることは、よく知られています。第一の原則 ( 強固 なクラウド基盤の構築の開始 ) で考察したように、大規模クラウドベンダーは、市場投入期 間を加速するために使用できる多くの構築済みのサービスを提供しています。既存の機能を 使用して価値実現時間を加速するには、他にも方法があります。 コードフレームワーク、オープンソースコンポーネント、サードパーティツール/ ソリューション のコミュニティのすべてを利用することにより、第二の原則 ( エクスペリエンスデザインを重視 する ) で定義したユーザーエクスペリエンスを支援する、本当に重要な機能のコーディングに 集中しやすくなります。 CTP では 2010 年より、テクノロジーと方法論の両方における調査を実施することにより、ク ラウドのイノベーションと導入の加速化を実現しています。ソフトウェアツールおよび IP は、ク ラウドイニシアチブにおける顧客の成功に多大な影響を及ぼしており、今後のサービスにお いて重要な役割を果たし続けるものとなります。 第一に、当社は、すべてのデジタルソリューションおよび SaaS が必要とするコア機能を提供 する IP を開発しています。これには、顧客の時間やコストを削減し、新しいクラウドベースア プリケーションの市場投入期間を短縮する、ユーザー、組織、パーミッション、およびサブス クリプションのマルチテナント管理が含まれます。この IP を中核となるユーザーおよびテナン トサービスのために活用することにより、企業、 ISV、および製品企業は、市場で競争するため に必要となるビジネス価値と機能に集中することができます。イノベーション中心の機能は、 次のとおりです。 34 | THE DOPPLER | 2016 年秋号