The Doppler Quarterly (日本語) 夏 2018 - Page 75

レーダースクリーンで データセンターの外に IoT が大きく点灯すると、 大きな価値を生み出す可能性がありますが、 最初に組織が考慮すべき多くの課題もあります。 最近、一風変わったオンライン投稿がありました。WFRV-TV、 Wisconsin ステーションで の標準天気レーダーマップが示され、イメージの Winnebago 湖の上空に、通常は雨を示す 緑の領域が広がっています。しかし、気象学者は大きな緑の部分を 「レイクフライ ( ユスリ カ )」 としています。 最初は明らかにジョークだと思いましたが、すぐにインターネットで「レイクフライレーダー」 を 検索して、その理由がわかりました。それぞれの 「レイクフライ」 自体は小さい (1/2インチ未満 ) もので、この種は毎年 5 月に大量に孵化します。1 年分の膨大な数がかえって空を埋め尽く し、気象レーダーに嵐があらゆる方向に数マイルも広がっているように現れます。この地域の 住民にとっては幸運なことに、レイクフライの寿命は数週間であり、空はやがて晴れます。 集積するモノのインターネット モノのインターネット (IoT) がレイクフライのように大量に生まれ、装備したデバイスも増加 していることは否定できません。昨年、 Gartner 社では、 IoT が「ハイプサイクル」のピークに あると位置付けました。物理サイズでは、 IoT 「製品」は小さなセンサーから巨大なアプライ アンスにいたるまで、さまざまなサイズがあります。ただし、これらのデバイスで伝送するデー タは小さい傾向があり、クラウドを通じて、他のどこかで使用、分析するために、小さな情報 パケットが送信されます。そこで、誇張されていて、小さなパケットデータにのみよるものと 認識している場合、その人のレーダーに IoT は映りません。これらの人にとって、 IoT はぶん ぶん飛び回る小さな虫のようなものであり、真剣に気にかけたり、心配すべきものではありま せん。ユスリカのレーダー画像を見ると、そうした考え方が正しくないことがわかります。 IoT ハイプがありますか ? はい ( すべての新規テクノロジーの場合と同じです )。IoT データ パケットは小さなものですか ? はい ( ただし例外もあります )。しかし、 Gartner 社は 2017 年 に IoT に接続されたデバイスは 84 億個あったと見積もっています。これは前年から 31% 増 です。さらに Gartner 社は IoT を搭載した「モノ」 の数が、 2 年以内の 2020 年に 204 億個を 超えると予測しています。IoT に対する見解にかかわらず、それは多くの IoT デバイス、大量 の IoT データの集積で、あらゆる人のレーダースクリーンに大きな点を生み出すものです。 2018 年夏号 | THE DOPPLER | 73