The Doppler Quarterly (日本語) 夏 2018 - Page 39

厳しい現実ですが、クラウドプログラムは重い財務 負担を伴っています。クラウドに迅速に到達する ためのコスト問題を乗り切る方法をご紹介します。 メインストリーム IT には運用コストを低減し、アジリティを向上するという大きな重荷があり ます。この相反かつ競合する目的が、今日最も信頼のある機関の舞台裏で起こっているリー ダーシップの混乱の根本原因となっています。CXO は非常に恐れています。技術的負債の重 みと、瞬く間に変化する競合のトレンドに対して、クラシックなMBA スタイルのソリューション が役立つ余地はほとんどありません。リーダーはこの問題をまったく異なる視点で見る必要 があります。目の前にあるパラドックスは、文字通り企業の存続にかかわる課題だからです。 アジリティは必須です。リーダーは古いものを解体して新しいものを再構築する必要があり、 それには投資が必要です。つまり資金を使うことが必要になります。しかもわずかな額ではあ りません。 アジリティバブルは、特にクラウドベースのテクノロジーを活用した、アジャイル製品開発とリ リースサイクルを確立し、維持するために必要な資金です。リーダーはビジネスニーズに応え る必要があります。そして適切な回答とは、現在自由に利用できるテクノロジーの使用に必要 なプロセスと人材に対する投資です。 これは何も目新しいものではありません。インターネット、クライアントサーバーテクノロジー、 およびそれに先立つ職場への PC の導入によるものなど、これまで直面したアジリティバブ ルは他にもありました。これらのアジリティバブルには企業の変革が必要であり、どの企業に とっても避けて通れないものでした。このアジリティバブルが独特である点は、極端に安価 で洗練されたテクノロジーと多大な投資資本の両方が利用可能になることで進められるとい う点です。これらの 2 つが うと、マーケットは安全ではありません。 2018 年夏号 | THE DOPPLER | 37