The Doppler Quarterly (日本語) 冬 2018 - Page 78

クラウド変革を持続させるための 6 つの重要な取り組み Paul Barnhill クラウドイニシアチブを推進するには、膨大なスタッフと プロセスが必要となります。 「クラウドに移行しなければ未来はない」 というのが、今日の専門誌でよく見る見出しです。こ のような不安をあおる意見は、真実からかけ離れています。幹部の検討に値する長期的なテ クノロジーロードマップには、重要なクラウドコンポーネントを含める必要があります。あいに く調査によって、テクノロジーの要素が大部分を占める、複数年にわたる IT 変革の全貌が 明らかになりました。リーダーが、クラウド指向の環境への移行を持続させるのに必要な、ス タッフやマインドセットの変化を予測するのを怠ることは往々にしてあります。長期的なクラウ ド戦略を立案しようとしている場合は、文化的な変更、スキル不足、学習能力、リーダーシッ プスキルの変更に対処するうえで必要な予算と専門知識を必ず予測するようにしてください。 実際には、 1 つのワークロードをクラウドに移行するだけでも、現行の IT 運用モデルに影響 を与えることになります。そうした変更には、綿密な変更計画に加えて、移行を想定するワー クロードのボリュームに応じた規模のアクションリストが必要となります。この記事では、持続 可能かつ拡張可能なクラウド変革プログラムを実現するために行うべき、 6 つの重要な取り組 みについて詳しく説明します。 クラウド変革は、単なる変更管理ではない 多くのマネージャーは、 「変化」 と「変革」 の違いを