Garuda Indonesia Colours Magazine May 2018 | Page 175

Banyuwangi | バニュワンギ バニュワンギでの最終日は、地域観光のアイコン になったレッドアイランド・ビーチ (パンタイ・プラ ウ・メラ) で締めくくることにした。 白砂のビーチが 3キロメートルにわたって伸び、名前のとおり高 さ200メートルの丘からなる島がある。 2~3 メートルくらいの波が、特に初心者のサーファー には人気だ。 五感– 触覚 手織りのバティック 訪れる人の安全は、 ライフガードのチームによっ て守られている。 「バニュワンギでビーチに監視 塔を持っているのは私達だけです。監視塔と救 命道具は、 すべて地元のコミュニティから提供さ れました」 と、 ライフガード・コーディネーター のスイトノが話してくれた。 「観光客の安全を守 るため、準備を整えたライフガードが14人 います。」 レッドアイランド・ビーチが真にその名にふさわ しくなるのは、太陽が高地の向こう側に沈んでゆ くときだ。空からなめらかな砂の上に放たれる光 が、干潮の海面で赤く反射している。 それはまれ に見る美しい光景で、 バニュワンギでの旅の途中 で他にも何度も経験してきた。 この素晴らしい地 域を、単にジャワ島とバリ島をつなぐ通路として 見るだけではもったいない―これだけたくさんの 見どころがあるのだから。 • バニュワンギ バニュワンギでは、gajah oling、kangkung setingkes、 paras gempalといった名前がつ いた特別なモチーフのバティックが作られてい る。 テメングナンには手織りのバティックを作る 職人のセンターがある。 その一人である84歳の クルスムは、 バニュワンギで最高齢のバティック 職人だ。彼女の手によるバティックは、 自宅(Jl. Agung Wilis No. 5) で一枚325〜35万ルピ ア (約2500〜2700円) で販売されている。 173 ジャカルタからバニュワンギ 飛行時間 就航便数 1時間40分 週7便