Garuda Indonesia Colours Magazine April 2017 | Page 174

172 Pekanbaru | 知る人ぞ知る道 日が暮れ始めると、 プカンバルの街は街灯に 照らされ活気付いてくる。私はハン・トゥア通 りを散歩しながら、人々で賑わう街角や橋、建 ち並ぶ立派なオフィスビルを眺めた。 そのうち おなかがすいてきたので、 スディルマン通りに あるレストランに立ち寄ることにした。 この街 には食事をとれる場所があふれるほどあり、 私は揚げ物からカレー味まで様々な付け合わ せの付いた魚の燻製料理という、 セナペラン で最も有名な郷土料理を食べようと心に決め ていた。 レストランを出て、 コーヒーの香りにつ られて歩いてゆく。 まるで夜の眠気に抗うよう にカフェがいくつも並んでいるのが見え、 どこ も混雑していた。 プカンバルのダウンタウンでは、 5つのドームと 塔が空高くそびえるラヤ・アン・ヌール・モスク も見逃せない。約12万6千平行メートルの広 大な敷地内には、広々とした部屋の数々から子 供達が太陽の下